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【格安スマホ】安いスマホを買う「真の」メリット・デメリット

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数年前まではスマホといったらiPhoneXperiaのハイエンドが主流だったわけだが、ここ3、4年で性能アップとともに価格も大幅アップ。各社最新のフラッグシップは10万どころか15万も超えるなど、上級機種のスマホはどんどん手が届かないものになってきている。

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Amazonより引用

代わりに注目を集めているのがいわゆる格安スマホで、本体代金としては2万弱~5万くらいの機種が売れ行きを伸ばしている。ミドルレンジ機の性能もどんどん上がっているため、ヘビーユーザーでない限りは安い機種でも満足できるレベルになったという側面もある。

だが、こうした安いスマホを買うときは注意が必要だ。安物買いの銭失いという言葉があるように、値段の安さだけに釣られて低スペックの地雷スマホを買ってしまうリスクがある。今回は、実際にこの価格帯の機種を愛用している立場から、こうした安いスマホを買う際の注意点なども交えつつ、その本当のメリット・デメリットについて語っていきたいと思う。

安いスマホを買う「真のメリット」

まず僕が思う安いスマホの真のメリットだが、それはそのものズバリ「安く買えること」……ではない

というのも、実際には高級なスマホを買ったとしても、丁寧に使って売却すれば実負担は抑えられるからだ。例えば2年前に12万円でiPhone XS Maxを買った人でも、丈夫なケースやフィルムを貼って丁寧に使い、今年メルカリに出品して7万円で売れたとすれば実質5万円の出費でiPhone XS Maxを使えたことになる。リセールバリューを気にしながら使い続けることが苦にならないのであれば高級スマホを買うのは全然悪い選択ではないし、むしろ賢い手だと思う。

 

ただ、逆に言えば、多少の傷や汚れを許容してでも気楽に使いたいという願いは高級スマホでは叶わない。そう、そういうラフな使い方が許されることこそが安いスマホの最大のメリットだと思うのだ。

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僕のスマホ「Nova 5T」は使用4ケ月でこの姿。ぴえん。

僕も今のスマホは透明ケースと薄いフィルムだけ着け、あとはカバンのポケットに突っ込んだりパーカーの前ポケットに入れて持ち運んだりとラフに扱っている。なぜならこの子は3.3万円だから。リセール価格を気にしなくていいならば、致命傷を負わせない程度に雑に扱っても許されるということだ(もちろん雑に扱いすぎて爆発とかさせないようにはしないといけないが)。

 

実際、常に持ち歩くスマホに対して神経質でい続けるというのはけっこうな苦痛だと思う。うっかり手が滑って落としたときなどの精神的ダメージも全然違うはずだ。それにスマホの傷に神経質になるなら持ちやすさを犠牲にしてでも衝撃吸収や手帳型のケースを着けて慎重に慎重に扱うだろうが、安い機種ならそんなこともしなくていい。最も身近なパートナーであるスマホを気楽に扱えることの意味はすごく大きい。

 

安いスマホを買う「真のデメリット」

逆に安いスマホのデメリットとして真っ先に思いつくのは「安い代わりに性能が低い」ということだ。安さに釣られて廉価な機種を買ってしまい、何をしてもモッサリしていてストレス……なんて光景は容易に想像できる。

だが、僕はこれは正しいとは思わない。2万弱~5万円クラスの機種でも、必要な知識さえあればちゃんと必要十分な性能のものを買うこともできる。しかし逆に言えば安いスマホ「いいものを買うのに知識が必要」ということであり、それこそが安いスマホを買う最大のデメリットなのだと思う。

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2枚とも格安SIMIIJmio」のサイトより引用

例えばここに、共に2万円台の格安スマホが2種類ある。片方はなんとなく高性能で高級そうなイメージがあるソニー製、もう片方はメーカー名からして中華丸出しのシャオミ製である。全く知識がなければなんとなく前者の方がよさそうな気がするが、実際はどうか。

スマホのスペックというのはPCと同じで、基本的にはCPUとGPUの性能によって決まる。スマホにおいてはCPUとGPUは「SoC」として1つのチップに統合されているので、スペック比較がしたければSoCの性能を比べればいいわけだ。

2機種の比較に話を戻そう。Xperia 8 LiteとRedmi Note 9sの搭載SoCは、前者が「Snapdragon 630」、後者が「Snapdragon 720G」である。そしてSocの性能を点数化するAnTuTuベンチマークで点数を比べると、前者が9万点、後者は28万点……そう、つまり、ほぼ同じ価格のXperia 8 LiteとRedmi Note 9sの間には実に3.1倍もの性能差があるのだ。

 

9万点と28万点では、日常使いでの動作のサクサク感には如実な差が出てくる。雲泥の差だ。だがSoCの性能やAnTuTuベンチマークについての知識がなかったら、コスパで劣るXperiaの方を買ってしまうかもしれない。そして後悔することになるかもしれない。この差を理解したうえで「それでもソニーがいい!」とXperiaを選ぶなら何の問題もないわけだが、現状のユーザー全員がそれをできているとは到底思えない。

 

もちろん、これはソニーの技術力が低いという話ではない。10万円を超えるフラッグシップXperiaともなれば、しっかりと高性能で魅力的なモデルばかりだ。そう、結局はそういうことなのだ。安いスマホをしっかりと選ぶだけの知識がないなら、最初から高いものを買っておけば後悔もしないのだ。

 

「安くていいスマホ」を買うコツ

では、ただ安いだけじゃない、安くて高性能なコスパの高いスマホを買うにはどうしたらいいのか。僕が思うに、その方法は次の2つだ。

①SoCについての知識を身につけて、新品の高コスパスマホを買う

1つはSoCについて勉強することだ。どのSoCが高性能でどのSoCが低性能なのかがちゃんと頭に入っていれば、「買い」なスマホとそうでないスマホを見分けられるようになる。

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Amazonの商品ページより引用

例えば2万円台なら、先ほども登場したRedmi Note 9s。搭載されているSnapdragon 720Gなら、ライトユーザーからスマホゲームのエンジョイプレイまで広く対応できる。

(※上記リンク先は海外版モデルなので要注意)

 

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Amazonの商品ページより引用


3万円台なら、僕が今使っていてこのブログにも何回か登場しているHuawei Nova 5T。型落ちとはいえハイエンドSoC・Kirin 980を搭載しており、動作の軽快さはお墨付きだ。

www.amazon.co.jp


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Apple公式サイトより引用

4万円台ならiPhone SEが最強だ。見てくれは古くさいけれどSoCはiPhone 11と同じA13 Bionic。縦長ディスプレイにこだわらないなら、コスパの面でこれ以上の選択肢はないと言っていいだろう。

www.apple.com

 

②中古で型落ちのハイエンドスマホを買う

もう1つは「新品である」ことを諦め、2世代前くらいのハイエンドモデルを買うことだ。ハイエンドのスマホは発売時点での最高性能で作られているので、2世代くらい型落ちになったところで性能的にはさして不満もないわけである。

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ソニー公式サイトより引用

2021年初春の時点においては、例えば「Xperia 1」などがお買い得だ。今でも十分すぎる性能のSnapdragon 855を搭載しているが、中古なら状態のいいものでも4万円弱で買えてしまう。かなりお買い得だと思う。

iosys.co.jp

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シャープ公式サイトより引用

同じくSnapdragon855搭載の「AQUOS zero2」もお買い得だ。バッテリーの持ちが異様に悪いなど弱点も多いようだが、なんと中古だけでなく未使用品ですら3万円台で購入できてしまう。コスパつよつよだ。

iosys.co.jp

 

ただし、中古スマホ購入の注意点として、キャリア版(=ドコモ、auソフトバンクが売っている)端末を買う場合、SIMロックや対応周波数帯についての知識が必要になる可能性があることは知っておく必要がある。

 

ついった↓

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