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【新生活】知識ゼロでも失敗しない!PCの選び方解説【オタク直伝】

3月も終盤ともなると、新生活シーズンとあってPCを新しく買うという話をあちこちで聞く。最近ではSNSもゲームもなんでもスマホでできるということもあり、進学や就職をきっかけに初めてPCを買うという人も少なくないはずだ。

…が、知識が全くない状態でPCを選ぶのはけっこう危険だ。PC市場には今でも、値段が安いだけでまともに使えないポンコツPCがたくさん出回っているのだ。値段だけに釣られて選んだら、ネットサーフィンもモッサリ…なんてリスクもまだまだあるのだ。あなたはそんな「地雷系PC」を見分けることができるだろうか?

今回は、そうした買ってはいけないPCを回避しつつ、快適に使えるPCをお買い得に手に入れるための知識をいくつか紹介したい。コツさえつかめば決して難しくはないので、知っておいて損はないと思う。たぶん。

 

PC選び、まずどこを見る? - 基礎編1

まずは基本中の基本。PCを並べられて「さあ選べ!」と言われても、どうしたらいいのやらさっぱり…な人向けの解説である。PC選びで見るべきポイントは、基本的には1つだけ。何のCPUを搭載しているか、それだけだ。

一応解説しておくと、CPUというのはPCの脳みそである。ここの性能がいいと計算が速くできるので、ネットを見るのも文章を書くのもサクサク快適になるわけだ。逆にここが弱いと、何をしてもモッサリするダメなPCになってしまう。PCの性能というのは、基本的にはCPUが強ければ高いし弱ければ低い、ただそれだけの話なのだ。たまに「NECは品質高そうだからよさそう」「レノボとかデルって品質どうなの…?」とか思っている人もいるようだが、基本的にどのメーカー製かはそんなに気にしなくて大丈夫だ。それよりもCPUの方が100万倍、いや5000兆倍優先度が高い。

 

ではどんなCPUを搭載していればいいのか?意識するポイントは次の2点だ。

  • 新しいCPUなら「3以上」
  • 少し古いCPUなら「5以上」、古いCPUなら「7以上」(おすすめはしない)

3とか5とか7とかなんの話をしているのかというと、これはCPUのグレードだ。現在PC向けのCPUには大きく「Core i」と「Ryzen」の2種類があるが、これらはそれぞれ性能順に、

という風にグレード分けされている。文書作成やメール、ネットなどの一般的な用途なら、Core i3Ryzen 3以上のグレードのものを買えば大丈夫、というわけ。数字が大きいものほど高性能、というシンプルな仕組みだ。これよりグレードの低いものには「Celeron」や「Atom」、「Athron」といった名前がつけられているが、例えライトな用途であってもこれらはできるだけ避けることをおすすめする。

注意点としては、CPUの世代が違うとこのグレード分けも意味をなさない場合があるということだ。CPUの性能は年々上がっているので、例えば第8世代Core i5よりも第10世代Core i3のほうが高性能、なんてことも普通にある。もし全く知識がない状態なら、おとなしく新しいCPUのPCを買うほうが考えることが減るのでおすすめだ。

 

PC選び、まずどこを見る? - 基礎編2

CPUのことは大体わかったから、もう少しこだわって選びたい!という場合は、CPUに加えて次の3点をチェックするのがいいと思う。

  • メモリ:8GB以上
  • ストレージ:250GB以上のSSD
  • 画面解像度:フルHD(1920×1080ピクセル)以上

ただ、これらの条件は最近出たCore i3/Ryzen 3以上のPCであればほとんどが満たしている。メモリもストレージも解像度も多ければ多いほど快適になるのは間違いないので、予算の許す限り大きなものを選べばいい。

 

PC選び、まずどこを見る? - 応用編

ここまででお腹いっぱいな方はこの項目は読み飛ばしていただいて大丈夫だが、さらにこだわる余地があるとしたら、次の2点もチェックしてみる価値があるかもしれない。

  • GPU:GTX1650(できれば1660)以上、もしくはRX570(できれば5500XT)以上(※ゲームや動画編集をやる場合のみ)
  • 液晶の種類:IPS液晶

GPUというのはPCの脳みそのうち映像の出力を担う部分だ。PCゲームをやるならGPUは強ければ強いほどいいし、動画編集でもそこそこのGPUを積んでいると速く動画を書き出せて便利である。ただしそうした用途を考慮しないなら、GPUについてはとくに考えなくていい。

液晶の種類についてはTN、VA、IPSの3種類があり、それぞれに特徴がある。ざっくりと説明すると、

  • TN:安い。画面のきれいさは微妙。安価なPCモニター。
  • VA:IPSよりは安い。コントラストが強い。テレビなど。
  • IPS:高い。色が正確で画面がきれい。比較的高価なPCモニター。

ノートPCの場合VAはあまり使われないので、安いモデルはTN、高いモデルはIPSという棲み分けがなされている。画面のきれいさにこだわりたいならIPSのものを買った方がいい。

 

そのほか、好みが分かれそうなポイントとしては、

  • 画面サイズ:13インチ以下は携帯性が、15.6インチ以上は視認性とコスパが高い
  • 端子の数:多いと色々接続しやすい、少ないと本体が薄く持ち運びやすい
  • 液晶の光沢/非光沢:光沢だと鮮やかに見え、非光沢だと正確な色が出る&映り込みしない

あたりがあるが、これらは用途や好みの問題なので好きに選べばいいと思う。

 

ノートPC、これを買え!3選&これは買うな

ではこの春買うなら、具体的にどんなモデルを買えばいいのか?またどんなモデルは買っちゃダメなのか?ここからは、ここまで長々と書いてきたポイントにのっとって選んだ「買いなPC」と「買いじゃないPC」をそれぞれ3つずつ紹介しようと思う。なおデスクトップに関しては、自作やBTOなど選択肢が無限にありすぎるため今回は割愛する。

 

これを買え1:HP Pavilion 14-dv(5.7万円)

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まずはアンダー6万円クラスから。もっと安いノートPCというのも世の中にはあるが、現実的に使えるスペックのものを買うための金額の最低ラインはおおよそ「6万弱」だ。これは覚えておいて損はない情報だと思う。中にはもっと安くても使えるモデルもあるかもしれないが、たとえ知識が乏しい状況でも、6万弱出せばハズレを引く確率はある程度下がる。

この機種の一番の魅力は「誰にでもピッタリ」なことだと思う。CPUは一般的な用途なら必要十分な第11世代Core i3で誰にでも勧められる。サイズも13インチと15.6インチのちょうど中間で、持ち歩くにも家で使うにも使いやすいラインだ。本体の質感もそこそこよさげ、しかもシンプルで人を選ばない。タッチパッドも十分な大きさで画面もタッチ対応IPS。見れば見るほど隙が無い。特にこだわりがないならとりあえずこれを買っておけば間違いないと思う。書いていたら自分まで欲しくなってしまった()

 

これを買え2:ASUS VivoBook 14 M413DA (M413DA-EC30BT)(4.7万円)

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とにかく安いのがほしい!という人向け。この価格帯はけっこう地雷なPCも多いのだがこの子はセーフ。CPUはRyzen 3 3250Uで高負荷な用途だと厳しいかな…?という気はするが、ライトな使い方しかしないならこれでもOK。逆に言うとどんなにライトな使い方でも、これよりスペックを落とすのはおすすめしない。本体の重量がやや重かったりと価格相応な部分もあるが、この値段で指紋センサー搭載なのも魅力的。

 

これを買え3:ASUS TUF Gaming FX505DT FX505DT-R7G1650AS(8.5万円)

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流行りのPCゲームや動画編集など、とりあえず試してみたい!という人向けの、エントリークラスのゲーミングノート。外付けGPUのPCを安く買うための手段として、ゲーミングノートというのは結構アリだったりする。高負荷な作業を本格的に始めたくなったらデスクトップを買いなおせばいいので、初めの一歩としてもおすすめ。この機種はゲーミングノート最安クラスながらCPUはRyzen 7、しかも120Hzディスプレイまで搭載しておりコスパも十分だ。

ただしゲーミングノートは基本的に性能最優先の作りになっているので、そのぶん本体が分厚くて重たい。携帯性重視の人には向かないのでそこは要注意だ。

 

これは買うな

逆に買ってはいけないPCというのはどんなものなのか。ひとつは「値段の安さばかりウリにしているPC」だ。悪名高きドン・キホーテの「MUGAストイックPC」(通称ドンキPC)シリーズが筆頭だが、ASUSレノボなど大手のちゃんとしたメーカーでも「安さがウリ」の最廉価モデルだと使い物にならなかったりするので要注意だ。

富士通NECなどの国内メーカー製PCも気を付けた方がいい。別に品質が悪いとかそんなことはないのだが、世界シェアの高い海外メーカーに比べるとやはり割高でコスパが悪い。ということは、例えば「6万円」と予算を決めて買いに行ったとすると、海外メーカーなら地雷を掴まされずに済んだのに国内メーカーにしてしまったから…という状況が起こりうる。他にも、余分なプリインストールアプリが多いなどの問題もあり、どうしても国内メーカー製は初心者向けとは言いがたいのだ。

ChromebookMacなどWindows以外のPCも、初心者なら避けたほうが無難だ。世の中は基本的にWindows中心に回っているので、何かよほどの理由がない限りはWindowsを買い、Windowsに慣れておいたほうが後々も含めてラクだ。また、iPadはあくまでタブレットでありPC代わりにはならないことも大事なポイント。PCほど色々なソフトが使えるわけではないし、同じソフト(例えばWordなど)でも機能の制限があれこれあったりする。どうしてもタブレットタイプのものがほしいなら、ちゃんとPCであるSurfaceなどを買うのがおすすめだ。

 

 

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