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【激安中古】穴場な良タブレット「dtab compact d-01J」が超おすすめである理由【実機レビュー】

この記事では、中古で1万円以下、場合によっては6,000円前後という安価で手に入るAndroidタブレット「dtab compact d-01J」をレビューしていきたい。価格のわりには非常に高性能なおすすめのタブレットだが、そのぶん弱点も明確にあるので、今回はその両面から掘り下げていきたい。

 

【目次】

 

 

開封してみた

今回は中古スマホなどを販売する「じゃんぱら」の某店舗にて、6,480円で売られていた個体を買ってきた。商品ランクは「C」とあまり状態が良い端末ではないようだが、そのあたりも含めて様子を見ていきたい。

中古の端末だと箱や付属品が残っていないものも少なくないのだが、今回買った個体はすべて残っていた。タブレットスタンドとメモリースロット用のピン、そして説明書が付属している。

 

外装としてはこのような感じで、画面を含め細かい傷はあるものの、思ったよりはかなり綺麗だ。少なくとも、6,480円のタブレットには見えない。

充電端子がMicroUSBなのはちょっと古さを感じるが、ステレオスピーカーや指紋センサーなど嬉しい装備も採用されている。

 

ちなみに、このd-01Jは2017年に発売された端末で、当時のハイエンドタブレット「MediaPad M3」をベースに作られている。アルミ外装の質感の高さは、それもあってのことなのだろう。

 

1万円以下とは思えない?圧倒的なスペック

さて、このd-01Jがおすすめである理由として、1万円以下のタブレットとしては圧倒的なスペックを有している点が挙げられる。以下、それについて見ていきたい。

まずは処理能力。d-01Jは上述のとおりハイエンドのタブレットをベースに作られているため、Kirin950というハイエンドチップを搭載している。約5年前という年季ものの端末ではあるが、ハイエンドであれば今でもそれなりに使えるというわけだ。AnTuTuベンチマーク(v9.4.2)を回してみると「118.322点」というスコアとなった。今となっては決してハイスペックとは言えないが、そもそも1万円を大きく切る価格帯で「最低限まともに使える」こと自体が驚異的だと言えると思う。頭一つ抜けている。

 

次にディスプレイ。中古ゆえ微妙に輝度ムラがある気もするが、特徴的なのはその解像度の高さ。8インチタブレットで一般的なフルHDではなく、なんとWQXGA(1600×2560)となっているのだ。この価格帯でこの解像度の端末は、誇張抜きでほかに見たことがない。液晶ながら明るさも十分で、画面の品質の満足度はなかなか高いといえそうだ。

 

あとは上述のとおり、指紋センサーやステレオスピーカーも装備している。指紋センサーについては、認証速度と精度に定評のあるHuaweiの物理センサーということで、そのスペックに不満は一切ない。スピーカーについても、Harman/Kardonが監修したスピーカーということで音質も悪くなく、このタブレットで動画を見るのはなかなか楽しい。

 

弱点もいろいろある

ただ、1万円以下で完璧なタブレットが手に入るかと言えば、まあ当然そんなことはない。ハイスペックなSoCとディスプレイを持つd-01Jだが、そのぶん弱点もけっこう色々ある。今度はそれらについて、なるべく忌憚なく述べていきたい。

アプリを整理し、必要なものを数個入れた結果

まず気になるのは、圧倒的に少ないストレージ容量。本体の保存領域は、なんとたったの16GBしかないmicroSDカードに対応しているので画像や動画はそこに入れておけばいいのだが、アプリについてはかなり厳選せざるを得ないだろう。ちなみにメモリも3GBしかないので、複数アプリの同時起動にも向いていない。

 

懐かしのひつじくんも健在

満載されたドコモアプリの数々についても、使っていて相当に気になる。特にホーム画面のランチャーについては、使いにくさに低評があるdocomo Live UX」から変更することができない。

もちろんドコモ絵文字も健在。ドコモ絵文字に罪はないが、視認性も利便性も今となってはあまりに時代遅れだ。せめてユーザーが絵文字を選択できるようにしてほしいのだが、残念ながらそんな機能もない。

 

アンインストールはおろか、無効化すらできないものも

さらに、プリインストールされているドコモ製のアプリの中にはアンインストールできないものも多く、ただでさえ16GBしかないストレージ容量がさらに圧迫されている。この弊害はかなり大きくて、実際、AnTuTuベンチマークのアプリを入れるのにすら苦戦したくらいだ。プリインストールアプリの中には消せるものもあるにはあるので、この端末を購入したらまずアプリの整理をすることを強くおすすめする。

 

Androidのバージョンが古いというのも、わりと大きなデメリット。d-01JはAndroid7.0にしか対応しておらず、今後メジャーアップデートが降ってくるということもまずありえないと思う。使いたいアプリが対応しているかどうかは、事前によく調べてから購入する必要がある。

 

その他、約5年前の端末ということで、個体によってはバッテリー劣化の問題も出てきている可能性がある。型落ちとはいえハイエンドチップを積んでいる以上、そもそも電力効率と言う面ではミドルレンジには劣ってしまうし、実際、今回買った端末も電池持ちはさほどよくない。また液晶の輝度ムラなども、経年劣化によって今後出てくるおそれがあるので要注意だ。

 

まとめ:弱点を理解して、用途を絞って使おう

というわけで、弱点もなかなか多いタブレットだが、それらを帳消しにしてしまう圧倒的な中古価格の安さはとっても魅力的だと思う。弱いところを理解して上手く活用できる方には、かなりおすすめなタブレットだと言える。

 

個人的におすすめの使い方は、YouTubeAmazonプライムビデオなど動画専用端末として使うこと。実際、筆者もこのようにして活用している。動作はそれなりにもっさりしているが使えないほどでは全くなく、画面がきれいで音もいいので満足度はなかなか高い。

他に考えられる使い道としては、POSレジ用に使う激安端末というのもあると思う。Androidのバージョンが7.0なので、中小店舗などでよく見るSquareにも(ギリギリだが)対応している(2022年7月現在)。

 

とにかく、この手の端末は期待しすぎず、用途を絞って活用することが何より大切。万人向け……と言えるかどうかはわからないが、上手く使える人にとっては非常にお買い得な端末だと思う。

 

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