今回は、あの三菱鉛筆がuni鉛筆そっくりな見た目で販売しているスマホ用タッチペン「uniタッチペン」を購入してみたので使用感などをレビューしていく。500円程度と安価に売られているが、メモやお絵描きにはどこまで使えるのか?実際に検証していきたい。
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【もくじ】
手に取ってみた
というわけで、さっそく開封していきたい。
パッケージから取り出してみると、持ち手の部分に関しては本当に「uniの鉛筆そのもの」といった感じですごく可愛いし、六角えんぴつと同じ形なのでめちゃくちゃ持ちやすい。学校や電車内なんかでこれを使っていたら、ちょっと一目置かれそうだ。本当にめちゃくちゃ可愛い。
一方のペン先は鉛筆っぽい見た目ではなく、柔らかくて丸い形状となっている。
これは公式サイトから引用した画像だが、ペン先にはこのようなシルバーコートの毛がびっしりと生えている。画面をタッチする際にはこの毛が広がり、接触面積を増やすことでタッチの安定性を増しているんだとか。
実際に使ってみた
というわけで、ここからは実際にスマホでこのタッチペンを使っていき、使用感について見ていきたい。せっかく鉛筆風のデザインなんだから、手描きメモやお絵描きにも使ってみたい!と思った、のだが…
①指の代わりとして
まずはタッチペンのもっともシンプルな使い方、つまり「指の代わりにボタンを押すのに使う」というもの。これについては非常にスムーズで、使用感としては全く文句ない。タッチしてるのに反応しない!なんてことも無く、ストレスなく使うことができた。
②手描きメモ用のペンとして
メモアプリ「Google Keep」の図形描画機能を使い、手描きメモを取ってみた。まあ想像通りといえば想像通りなのだが、これは描きやすさとしてはちょっと微妙…といった感じ。上述のとおりペン先が丸くて太いので、ペン先の位置がシビアな用途であればあるほど厳しい。少なくとも、これで美しい字を書くことは難しいと思う。
またタッチの安定性についてだが、サクサクと字を書こうとすると普通に線が途切れてしまう。字を書くときはちょっとゆっくり書くとか、そういう工夫が必要そうだった。当然だが、Apple PencilやGalaxyのSペンのようにサラサラ書くことは全くできないし、そもそもそういう商品ではない。
➂お絵描き用のペンとして
まあ手描きメモの時点でちょっと厳しかったので予想通りだが、お絵描き用のペンとしてこの商品を買うのはやめた方がいい。筆圧感知などにも対応していないし、そもそもペン先の太さゆえに位置のコントロールが非常に難しく、特に線画を描くのには向いていなさすぎる。ラフやらくがき程度なら一応使えはするけれど、このペンでこれ以上の絵は描けない…というか描きたくない。
実際に描いたものとしてはこんな感じ。たま~に出先でラクガキする用途くらいには使えるかもしれないが、「お絵描きに使うために」買うものではない。しいて活用法を上げるとすれば、「出先で思いついた絵の構図を忘れないように、ささっと大ラフを描くのに使う」くらいだろう。
実際に使ったことがないので何とも言えないが、Amazonなどではイヤホンジャックにつないで筆圧感知まで使える「SonarPen」なんてものも売っていたりする。お絵描き用に買うなら、おそらくこちらの方が100倍良いと思う。
まとめ:期待しすぎなければとても良い
後半ちょっとマイナスなことも書いてしまったが、これに関しては正直「期待し過ぎたこっちが悪い」としか言いようがない。鉛筆っぽい見た目なんだから、もし手描きメモやお絵描きにも使えたらめちゃくちゃ良いよね!と思ったのだが、それは夢を見すぎというものだ。
逆に、そんな過剰な期待さえ抱かなければ、見た目が可愛くて持ちやすい、普通に素敵なタッチペンだと思う。値段も500円ちょっととお手軽なので、とりあえずお試しで買ってみるというのも全然アリではないだろうか。
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